先日の小学生の国語の授業。生徒の書いた漢字の丸付けを、私がしていたときです。一つ一つの漢字を見ながら丸付けをしていきます。途中残念ながら書けていない漢字があったので、その場で答えを教えて書かせました。そして、次の問題に移ろうとすると。
何と、その生徒が自主的に、間違えた漢字のやり直しを始めたのです。
「おっ、えらいじゃん」と言って彼を褒めました。少し照れくさそうにしていましたが、本当にすばらしいことです。と同時にとてもうれしくなりました。
塾に通い始めてまだ日の浅い彼には、入塾当初の授業で、「間違えた漢字は、その場で何回か書いて覚えるんだよ」という話をしていました。教えたとしてもなかなかすぐにはできないものですが、その生徒は私が指示する前にやり直しを始めたのです。
誰しも間違えることは嫌ですよね。悔しいでしょう。この気持ちがなければ絶対に伸びません。ただ、「間違えて悔しい」で終わっては何にもなりません。次につながる行動ができるかどうかが大事なのです。
今回の期末対策期間を振り返ってみると、今まではこちらから言わなければやらなかったやり直しを、ほとんどの生徒が自主的にするようになりました。大変うれしいのと同時にもっと早くこの習慣をつけさせてやるべきだったと反省しております。
子どもたちは素直です。
「こうやれば伸びる」と実感した方法には、進んで取り組みます。もっともっと子どもたちのためになる勉強法がないか?やる気を上げる方法はないか?そしてそれを習慣づける方法は?自主的にやり直しをする子どもたちを見て、改めて我々講師も進歩・向上していかねばと痛感しました。
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czytaj dalej (火曜日, 31 10月 2017 21:56)
Gąsienica